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【保育士監修】1歳児向け手作りおもちゃ15選|保育園で簡単に作れる!発達を促す知育玩具アイデア

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【保育士監修】1歳児向け手作りおもちゃ15選|保育園で簡単に作れる!発達を促す知育玩具アイデア

保育園で1歳児クラスを担当していると、「子どもたちがもっと夢中になって遊べるおもちゃがあったらな」と思うことってありますよね。市販のおもちゃも素敵ですが、予算の都合もあるし、子ども一人ひとりの発達に合わせたものを揃えるのは大変です。

そんなとき頼りになるのが、身近な材料で作れる「手作りおもちゃ」です。牛乳パックやペットボトル、フェルトなど、保育園にあるものや100円ショップで手に入る材料で、子どもたちの発達を促す素敵なおもちゃが作れるんです。

この記事では、1歳児の発達特徴を踏まえた上で、保育園ですぐに使える手作りおもちゃを15種類ご紹介します。安全性のチェックポイントや、発達段階に合わせた選び方も詳しく解説しますので、明日からの保育にすぐ活かせる内容になっています。

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1歳児の発達特徴を知ろう|手作りおもちゃを選ぶ前に

手作りおもちゃを作る前に、まずは1歳児の発達特徴をしっかり理解しておきましょう。同じ1歳でも、月齢によってできることが大きく変わってくるんです。こういうとき、「うちのクラスの子たちには、どんなおもちゃが合うかな」って考えるのが大切ですよね。

1歳前半(1歳0ヶ月〜6ヶ月)の発達

1歳前半の子どもたちは、身体能力がぐんぐん伸びる時期です。つかまり立ちから、支えなしで立てるようになり、徐々に一人歩きができるようになっていきます。歩けるようになると、行動範囲が一気に広がるので、探索活動がとても活発になります。

運動面の特徴

  • つかまり立ちから一人歩きへ移行する
  • 手すりを持って階段を上ろうとする
  • 座った状態から立ち上がれる
  • 大人の手を引いて歩くことを楽しむ

手指の発達

  • 親指と人差し指で小さなものをつまめる(ピンサーグラスプ)
  • 積み木を2〜3個積める
  • クレヨンを握って点や線を描こうとする
  • 容器に物を入れたり出したりするのが大好き

認知・言語面

  • 「ママ」「ワンワン」など意味のある単語を話し始める
  • 大人の言っていることが少しずつ理解できる
  • 「ちょうだい」「どうぞ」のやりとりができる
  • 絵本を指差しながら「これなあに?」という態度を見せる

1歳後半(1歳7ヶ月〜11ヶ月)の発達

1歳後半になると、歩行がかなり安定してきます。走ったり、ボールを蹴ったり、全身を使った遊びがさらに活発になります。自我の芽生えも顕著になり、「自分でやりたい!」という気持ちが強くなってくる時期です。

運動面の特徴

  • 歩行が安定し、小走りができるようになる
  • 両足をそろえてジャンプしようとする
  • ボールを前に転がしたり蹴ったりできる
  • 階段を一人で上ろうとする(降りるのはまだ難しい)

手指の発達

  • 積み木を5〜6個積めるようになる
  • クレヨンで円を描こうとする
  • スプーンを使って自分で食べようとする
  • ページをめくって絵本を楽しめる
  • 簡単なパズル(2〜3ピース)に挑戦できる

認知・言語面

  • 語彙が急速に増え、20〜50語程度話せるようになる
  • 「ママ、バイバイ」など2語文が出始める
  • 簡単な指示(「持ってきて」など)が理解できる
  • 見立て遊びやごっこ遊びを楽しみ始める

1歳児が好むおもちゃの特徴

1歳児は五感をフルに使って世界を理解しようとする時期です。そのため、おもちゃ選びでは以下のような特徴を持つものが喜ばれます。

視覚を刺激するもの
カラフルな色使いや、キラキラ光るもの、動きがあるものに強く興味を示します。特に原色に近いはっきりした色は、1歳児の視覚に訴えかけます。

触覚を楽しめるもの
フワフワ、ザラザラ、ツルツルなど、さまざまな素材の感触を確かめるのが大好きです。触って楽しい素材を組み合わせると、より興味が広がります。

音が鳴るもの
振ると音が鳴る、叩くと音が出るなど、自分の動作と音の関係を理解し始める時期です。シャカシャカ、ガラガラといった音に反応します。

入れる・出す・落とすができるもの
物を容器に入れたり、穴に落としたりする動作を何度も繰り返すのが1歳児の特徴です。この繰り返しが手指の巧緻性を高めます。

引っ張る・押すができるもの
手を伸ばして引っ張ったり、押したりする動作も大好きです。原因と結果の関係を学んでいます。

手作りおもちゃを保育園で使う3つのメリット

なぜ保育園で手作りおもちゃが重宝されるのでしょうか。市販のおもちゃとは違う、手作りならではの良さがあるんです。

①コストを抑えて環境を充実できる

保育園の予算には限りがありますよね。市販の知育玩具は素晴らしいものが多いですが、クラス全員分を揃えるとなると、かなりの出費になってしまいます。

手作りおもちゃなら、牛乳パックやペットボトルなど、日常的に集まる廃材を活用できます。100円ショップで買える材料も多く、同じおもちゃを複数個作ることも可能です。子どもたち全員が同じおもちゃで遊べる環境を、低コストで実現できるのが大きなメリットです。

②子どもの「今」に合わせて作れる

子どもの発達は日々変化しています。先月まで夢中だったおもちゃに、急に興味を示さなくなることもありますよね。手作りおもちゃなら、子どもたちの興味や発達段階に合わせて、タイムリーにおもちゃを作り替えることができます。

例えば、「最近、穴に物を入れるのが好きみたい」と気づいたら、ポットン落としを作る。「引っ張る動作を楽しんでいる」と感じたら、引っ張るおもちゃを作る。こんなふうに、子どもの「今」に寄り添ったおもちゃ作りができるのです。

③温かみと愛情が伝わる

手作りおもちゃには、作り手の温かみが宿ります。「先生が作ってくれた」という事実が、子どもたちにとって特別な意味を持つんです。大切に使おうとする気持ちや、物を大事にする心も育まれます。

また、子どもの名前を入れたり、好きな色やキャラクターを取り入れたりと、一人ひとりに合わせたカスタマイズも可能です。世界に一つだけのおもちゃは、子どもたちの宝物になります。

【最重要】1歳児の手作りおもちゃ安全チェックリスト

手作りおもちゃを作る上で、最も重要なのが「安全性」です。1歳児は何でも口に入れてしまう時期ですし、力加減もまだ上手にコントロールできません。安全に遊べるおもちゃを作るために、以下のチェックリストを必ず確認してください。

誤飲防止の基本ルール

トイレットペーパーの芯テスト
小さな部品を使う場合は、トイレットペーパーの芯(直径約4cm)を通り抜けないサイズかどうか確認しましょう。通り抜けるサイズのものは、誤飲の危険があります。

しっかり固定する
ビーズやボタンなど小さな装飾品を使う場合は、強力な接着剤やテープでしっかり固定します。ペットボトルのキャップは、必ずビニールテープで巻いて開かないようにしましょう。

定期的な点検
使っているうちに、接着部分が剥がれたり、部品が緩んだりすることがあります。毎日使用前に点検し、危険な状態になっていないか確認してください。

角や切り口の処理方法

切り口は必ず保護
牛乳パックやペットボトルを切った際の切り口は、意外と鋭いものです。必ずビニールテープやマスキングテープで保護しましょう。

角を丸くする
段ボールや厚紙を使う場合、角は丸くカットするか、テープで保護します。子どもが転んだときに当たっても危なくないよう配慮しましょう。

触って確認
完成後は、実際に手で触ってみて、引っかかりやザラザラした部分がないか確認します。大人が触って「これなら安全」と思えるものだけを使いましょう。

衛生管理のポイント

廃材はきれいに洗う
牛乳パックやペットボトルなど廃材を使う場合は、使用前に必ず水でよく洗い、完全に乾かしてから使います。食品の匂いや汚れが残っていると、カビの原因になります。

定期的に消毒
手作りおもちゃは、子どもが舐めたり口に入れたりすることを前提に、定期的に消毒しましょう。アルコール除菌スプレーで拭いたり、洗えるものは洗って天日干しすると良いですね。

劣化したら作り直す
手作りおもちゃは、市販品に比べて耐久性が低いのが正直なところです。汚れがひどくなったり、破損が目立ったりしたら、無理に使い続けず新しく作り直しましょう。

定期的な点検項目

毎日の保育が始まる前に、以下の項目をチェックする習慣をつけましょう。

  • □ テープの剥がれや緩みはないか
  • □ 小さな部品が外れかけていないか
  • □ 破損や亀裂はないか
  • □ 汚れや臭いはないか
  • □ 角や切り口の保護が取れていないか
  • □ 音が鳴るおもちゃの音量は適切か

【素材別】保育園で簡単!1歳児向け手作りおもちゃ15選

それでは、実際に作れる手作りおもちゃを15種類ご紹介します。素材別に分けていますので、保育園にある材料や、すぐに手に入るものから試してみてください。

【牛乳パック編】コスト0円で作れる定番おもちゃ

①ポットン落とし

発達のねらい:手指の巧緻性、集中力、因果関係の理解

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • 牛乳パック 1個
  • ペットボトルのキャップ 10〜15個
  • 折り紙やマスキングテープ(装飾用)
  • カッター、ハサミ
  • セロテープ、両面テープ

作り方

牛乳パックの上部をカッターで切り取り、箱型にします。上面にペットボトルのキャップが通る大きさの穴を2〜3個開けます。穴の周りは切り口が危なくないようテープで保護してください。

牛乳パックの外側を折り紙やマスキングテープで可愛く装飾します。動物の顔を描いたり、カラフルな模様をつけたりすると、子どもたちの興味を引きやすくなります。

ペットボトルのキャップも、マスキングテープやシールで色分けしておくと、色の認識にもつながります。

遊び方のポイント
最初は保育士が「ポトン」と音を立てながら落として見せます。子どもが真似をして落とせたら「上手にできたね!」と大いに褒めましょう。慣れてきたら「赤いキャップを入れてみようか」と色の指定をすると、さらに発展した遊びになります。

②積み木セット

発達のねらい:バランス感覚、空間認識、創造性

対象月齢:1歳3ヶ月〜

必要な材料

  • 牛乳パック 5〜10個
  • 新聞紙(詰め物用)
  • 折り紙や色画用紙
  • テープ、のり

作り方

牛乳パックをよく洗って乾かし、開かないよう口を閉じます。内側に新聞紙を詰めて、しっかりした硬さにします。牛乳パックの注ぎ口側を切り取り、もう一つの牛乳パックの底部分を差し込んで、立方体を作ります。

外側を折り紙や色画用紙で覆い、可愛くデザインします。動物の絵を貼ったり、数字を書いたりすると、遊びながら学べる要素も加わります。

遊び方のポイント
最初は1〜2個から始めて、慣れてきたら数を増やしていきます。積むだけでなく、並べて道を作ったり、ドミノのように倒したりと、遊び方は無限大です。

③引っ張るおもちゃ

発達のねらい:手指の力、因果関係の理解、集中力

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • 牛乳パック 1個
  • フェルトや布製のリボン 5〜10本
  • ビーズやボタン(リボンの先端につける)
  • ハサミ、接着剤

作り方

牛乳パックの側面に、リボンが通る程度の穴を複数開けます。フェルトや布製のリボンを穴に通し、内側で結び目を作って抜けないように固定します。リボンの先端にはビーズやボタンをつけると、握りやすくなります。

牛乳パックの外側は、可愛く装飾しましょう。

遊び方のポイント
引っ張る動作を楽しみながら、「長いの引っ張ってみようか」「短いのはどれかな?」と声をかけることで、長さの概念も学べます。

【ペットボトル編】透明感が魅力的なおもちゃ

④キラキラボトル(センサリーボトル)

発達のねらい:視覚の刺激、情緒の安定、集中力

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • ペットボトル(500ml) 1本
  • 洗濯のり
  • ラメやスパンコール
  • ビーズ(大きめ)
  • 食紅(お好みで)
  • ビニールテープ

作り方

ペットボトルをきれいに洗って乾かします。ラメやスパンコール、ビーズをペットボトルに入れます。水と洗濯のりを1:1の割合で混ぜ、ペットボトルの8分目まで注ぎます。お好みで食紅を数滴加えると、色付きのキラキラボトルになります。

キャップをしっかり閉めたら、ビニールテープで巻いて開かないように固定します。これがとても重要です!

遊び方のポイント
ペットボトルを振ったり、転がしたりすると、中のラメやスパンコールがキラキラと動きます。ゆっくり落ちていく様子は、子どもたちを惹きつけます。泣いている子を落ち着かせたいときにも効果的です。

⑤マラカス

発達のねらい:聴覚の発達、リズム感、音楽への興味

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • ペットボトル(350ml) 1本
  • ビーズ、米、小豆などの中身
  • マスキングテープやシール(装飾用)
  • ビニールテープ

作り方

ペットボトルに、ビーズや米、小豆などを入れます。入れるものによって音が変わるので、いくつか作って聞き比べるのも楽しいです。中身はペットボトルの3分の1程度がちょうど良い音量になります。

キャップをしっかり閉めて、ビニールテープで固定します。外側をマスキングテープやシールで可愛く装飾しましょう。

遊び方のポイント
音楽に合わせて振ったり、保育士と一緒にリズム遊びを楽しんだりできます。「大きい音」「小さい音」と音量の変化を楽しむのもおすすめです。

⑥くるくる落とし

発達のねらい:視覚の追視、因果関係の理解、集中力

対象月齢:1歳3ヶ月〜

必要な材料

  • ペットボトル(500ml) 1本
  • 針金またはモール
  • チェーンリング(キーホルダー用)
  • カッター、キリ
  • ビニールテープ

作り方

ペットボトルの上下にキリで穴を開けます。針金をらせん状に巻いて、ペットボトルの中に通します。上下の穴から針金を出し、外側でしっかり固定します。針金の先端は、ビニールテープで保護してください。

チェーンリングを針金に通すと、くるくる回りながら落ちていきます。

遊び方のポイント
リングが落ちていく様子を目で追うことで、追視の練習になります。「どこに行ったかな?」「下まで落ちたね!」と声をかけながら遊びましょう。

【フェルト・布編】柔らかくて安心のおもちゃ

⑦にぎにぎボール

発達のねらい:触覚の発達、握る力、感覚統合

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • フェルト(複数色)
  • 綿
  • 鈴(中に入れる用)
  • 針と糸

作り方

フェルトを円形に切り取り、2枚を縫い合わせます。綿を詰める前に、鈴を1個入れておくと音が鳴って楽しいです。口を残して綿をしっかり詰めたら、最後まで縫い閉じます。

複数の色や素材を組み合わせると、触って楽しいボールになります。

遊び方のポイント
握ったり、転がしたり、投げたりと、シンプルですが飽きのこない遊びができます。柔らかいので、室内で投げても安全です。

⑧ボタンかけ練習

発達のねらい:手指の巧緻性、集中力、生活習慣への準備

対象月齢:1歳6ヶ月〜

必要な材料

  • フェルト(2枚)
  • 大きめのボタン 3〜5個
  • 針と糸

作り方

フェルトを食べ物(おにぎり、サンドイッチなど)の形に切ります。1枚にはボタンを縫い付け、もう1枚にはボタン穴を開けます。ボタンは大きめで、1歳児でも扱いやすいものを選びましょう。

遊び方のポイント
最初は保育士が手を添えて一緒にボタンをかけます。できるようになったら、少しずつ見守るだけにシフトしていきます。「自分でできた!」という達成感が大切です。

⑨布絵本

発達のねらい:触覚の発達、想像力、言葉の獲得

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • 布(異なる素材のもの)
  • フェルト
  • リボン、ボタン、ファスナー
  • 針と糸、接着剤

作り方

布を絵本のページサイズに切り、各ページに異なる仕掛けをつけます。ファスナーを開けると動物が出てくる、ボタンをかけると花が咲く、など、触って楽しめる要素を盛り込みましょう。

ページを縫い合わせて、布絵本の完成です。

遊び方のポイント
読み聞かせをしながら、「触ってごらん」「開けてみようか」と、子どもが能動的に参加できるよう促します。

【紙コップ・紙皿編】軽くて扱いやすいおもちゃ

⑩紙コップタワー

発達のねらい:バランス感覚、集中力、空間認識

対象月齢:1歳3ヶ月〜

必要な材料

  • 紙コップ 10〜15個
  • マスキングテープやシール(装飾用)

作り方

紙コップにマスキングテープを巻いたり、シールを貼ったりして装飾します。色や模様を変えると、より楽しくなります。

作り方は以上!シンプルですが、子どもたちは夢中になります。

遊び方のポイント
積み上げたり、並べたり、倒したりと、自由に遊べます。「3つ積めるかな?」「今度は5つに挑戦!」と、少しずつ難易度を上げていきましょう。

⑪タンバリン

発達のねらい:リズム感、音への興味、手首の動き

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • 紙皿 2枚
  • 鈴 3〜5個
  • マスキングテープ
  • シール(装飾用)

作り方

紙皿にシールを貼って装飾します。1枚の紙皿の内側に鈴を並べ、もう1枚の紙皿を重ねて、マスキングテープで周囲を留めます。鈴が落ちないよう、しっかり留めてください。

遊び方のポイント
振ったり、叩いたりすると、鈴の音が鳴ります。音楽に合わせて遊んだり、リズム打ちを楽しんだりできます。

⑫コマ

発達のねらい:手首の動き、視覚の刺激、集中力

対象月齢:1歳6ヶ月〜

必要な材料

  • 紙コップ 1個
  • ペットボトルのキャップ 1個
  • マジックやシール(装飾用)
  • 接着剤

作り方

紙コップの底にペットボトルのキャップを接着剤で貼り付けます。紙コップの側面をカラフルに装飾します。模様を描くと、回したときにきれいに見えます。

遊び方のポイント
ペットボトルのキャップを持って回します。1歳後半であれば、手首をひねって回す動作ができるようになります。

【100均グッズ編】手軽に揃えられる材料で

⑬ひも通し

発達のねらい:手指の巧緻性、集中力、目と手の協応

対象月齢:1歳6ヶ月〜

必要な材料

  • ストロー(太めのもの)
  • 紐またはモール
  • マスキングテープ

作り方

ストローを2〜3cmの長さに切ります。紐の先端にマスキングテープを巻いて、硬くして通しやすくします。または、モールを使うと最初から硬いので通しやすいです。

遊び方のポイント
最初は穴が大きいストローから始めて、慣れてきたら細いストローに挑戦します。「赤いストローを通そうね」と色を指定すると、色の認識にもつながります。

⑭色合わせマグネット

発達のねらい:色の認識、手指の力、集中力

対象月齢:1歳6ヶ月〜

必要な材料

  • ホワイトボード(小さめ)
  • カラーマグネット
  • 丸シール(マグネットと同じ色)
  • マスキングテープ

作り方

ホワイトボードをマスキングテープで区切ります。各区画に丸シールを色ごとに貼ります。マグネットにも同じ色の丸シールを貼って、色の対応が分かりやすくします。

遊び方のポイント
「赤と赤を合わせてみようか」と声をかけながら、同じ色のところにマグネットを貼る遊びです。色の認識だけでなく、マグネットをつける・取るという動作も楽しめます。

⑮無限ティッシュ

発達のねらい:手指の動き、因果関係の理解、集中力

対象月齢:1歳0ヶ月〜

必要な材料

  • ティッシュボックス(空き箱)
  • キッチンクロス 20〜30枚
  • マスキングテープやシール(装飾用)

作り方

ティッシュボックスを可愛く装飾します。キッチンクロスを1枚ずつ折りこみながら連結し、ティッシュボックスに入れます。最初のクロスの端を取り出し口から出しておきます。

遊び方のポイント
引っ張ると次々とクロスが出てくるので、子どもたちは夢中になります。ティッシュ遊びが好きな子におすすめです。実際のティッシュを無駄にせずに済みますね。

発達段階別|おもちゃの選び方ガイド

ここまで15種類のおもちゃをご紹介しましたが、「どれから作ろうかな」と迷っている方もいるかもしれません。子どもの発達段階に合わせて選ぶと、より効果的に遊べますよ。

1歳前半(1歳0ヶ月〜6ヶ月)におすすめのおもちゃ

この時期は、握る・つまむ・入れる・出すといった基本的な手指の動きを育てる時期です。以下のおもちゃが特におすすめです。

  • ポットン落とし:穴に物を入れる動作が楽しめます
  • キラキラボトル:視覚の刺激と情緒の安定に
  • マラカス:音への興味を引き出します
  • にぎにぎボール:握る力を育てます
  • 無限ティッシュ:引っ張る動作を満たします

この時期の子どもは、同じ動作を何度も繰り返すことで学んでいます。飽きずに繰り返し遊べるシンプルなおもちゃが適しています。

1歳後半(1歳7ヶ月〜11ヶ月)におすすめのおもちゃ

手指の動きがより細やかになり、積む・並べる・はめるといった複雑な動作ができるようになります。また、見立て遊びも始まる時期です。

  • 積み木セット:積み上げる楽しさを味わえます
  • 紙コップタワー:バランス感覚を育てます
  • ボタンかけ練習:生活習慣の準備になります
  • ひも通し:集中力と手指の協応を育てます
  • 色合わせマグネット:色の認識と分類を学べます

この時期は「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる時期でもあります。達成感を味わえるおもちゃを選ぶと、意欲の向上につながります。

「飽きたサイン」の見極め方

子どもがおもちゃに飽きてきたときのサインを見逃さないようにしましょう。

  • おもちゃを手に取ってもすぐに置いてしまう
  • 本来の遊び方とは違う使い方をする(投げる、振り回すなど)
  • 他のおもちゃばかり選ぶようになる
  • 遊びの時間が短くなる

こういったサインが見られたら、おもちゃを入れ替えるタイミングです。少し難易度を上げたおもちゃを用意したり、色や音を変えたバリエーションを作ったりすると良いですね。

保育現場のプロに聞く|手作りおもちゃ活用術

手作りおもちゃを作っても、「子どもたちがあまり遊んでくれない」という経験はありませんか?実は、提示の仕方や環境設定で、遊びの広がりが大きく変わってくるんです。

子どもの興味を引く提示方法

新しいおもちゃは「特別感」を演出
新しく作ったおもちゃは、いきなりたくさん出すのではなく、1〜2個ずつ提示します。「今日は先生、みんなのために新しいおもちゃを作ったんだよ」と特別感を出すと、子どもたちの興味が高まります。

保育士が最初に遊んで見せる
「これはね、こうやって遊ぶんだよ」と、保育士が楽しそうに遊んで見せることが大切です。子どもたちは大人の真似をするのが大好きなので、「やってみたい!」という気持ちになります。

子どもの目線の高さに置く
おもちゃは、子どもが自分で手に取れる高さの棚に置きましょう。自分で選んで遊べる環境が、主体性を育てます。

遊びが広がる声かけのコツ

子どもの動作を言語化する
「穴に入れたね」「引っ張ったら出てきたね」と、子どもが今やっていることを言葉にして返します。これが語彙の獲得につながります。

共感の言葉をかける
「楽しいね」「おもしろいね」「すごいね」と、子どもの気持ちに共感する言葉をたくさんかけましょう。保育士と楽しさを共有することで、遊びがより豊かになります。

次の行動を促す質問
「今度は赤いのを入れてみる?」「もっと高く積めるかな?」と、次の挑戦を促す声かけをすると、遊びが発展していきます。ただし、強制にならないよう気をつけましょう。

片付けまで楽しむ工夫

「お片付けの歌」で楽しく
お片付けの時間を楽しいものにするために、「お片付けの歌」を歌いながら片付けます。リズムに乗って片付けると、子どもたちも積極的に参加してくれます。

「どっちが多く入れられるかな?」ゲーム
片付けを競争形式にすると、楽しみながら片付けられます。ただし、競争が激しくなりすぎないよう注意が必要です。

「ありがとう」と声をかける
片付けが終わったら、「おもちゃさん、ありがとうって言おうね」と声をかけます。物を大切にする心が育ちます。

よくある質問Q&A

Q1:どれくらいの時間で作れますか?

A:おもちゃの種類によりますが、シンプルなものなら10〜20分程度で作れます。例えば、マラカスやポットン落としは比較的短時間で完成します。積み木セットや布絵本など、複数個作るものや縫う作業があるものは、1〜2時間程度かかることもあります。

保育の合間や、子どもたちのお昼寝時間を利用して作る先生が多いようです。慣れてくると、作業スピードも上がっていきますよ。

Q2:家にある材料だけで作れますか?

A:多くのおもちゃは、保育園にある廃材(牛乳パック、ペットボトル、紙コップなど)で作れます。ただし、装飾用のマスキングテープやシール、フェルトなどは100円ショップで購入する必要があるかもしれません。

保育園で材料を集める場合は、給食室に牛乳パックを取っておいてもらったり、保護者に協力をお願いしたりすると、たくさん集まります。

Q3:衛生面が心配です

A:衛生面は確かに気になりますよね。手作りおもちゃの衛生管理のポイントは以下の通りです。

  • 廃材は使用前に必ず洗って完全に乾かす
  • 週に1〜2回、アルコール除菌スプレーで拭く
  • 布製のおもちゃは定期的に洗濯する
  • 汚れがひどくなったら、新しく作り直す
  • 口に入れることを前提に、安全な素材を選ぶ

手作りおもちゃは消耗品と考えて、定期的に新しくすることをおすすめします。

Q4:壊れたらどうすればいい?

A:手作りおもちゃは、市販品に比べて壊れやすいのが正直なところです。毎日使用前に点検して、破損や劣化が見られたら、以下のように対応しましょう。

  • テープの剥がれ → すぐに貼り直す
  • 部品の緩み → しっかり固定し直す
  • 大きな破損 → 修理が難しければ新しく作り直す
  • 衛生状態の悪化 → 洗浄するか作り直す

壊れることを前提に、予備を作っておくと安心です。また、壊れたおもちゃを子どもたちと一緒に直す経験も、良い学びになります。

Q5:子どもが興味を示さない場合はどうすれば?

A:子どもが興味を示さない場合は、以下の点を見直してみましょう。

  • 発達段階に合っているか:難しすぎたり簡単すぎたりしていないか確認
  • 提示方法:保育士が楽しそうに遊んで見せているか
  • 環境設定:子どもの目につく場所に置いているか
  • タイミング:子どもの興味が他に向いている時期かもしれません

すぐに諦めず、少し時間を置いてから再度提示してみると、興味を示すこともあります。また、他の子が遊んでいる様子を見て興味を持つこともありますよ。

まとめ|子どもの笑顔が広がる手作りおもちゃを

ここまで、1歳児向けの手作りおもちゃについて、発達特徴から具体的な作り方、活用のコツまで詳しくお伝えしてきました。

手作りおもちゃの魅力は、子どもの「今」に合わせて作れること、そして何より、作り手の温かい気持ちが伝わることです。市販のおもちゃも素晴らしいですが、保育士が子どもたちのことを思いながら作ったおもちゃには、特別な価値があります。

最初から完璧なものを作ろうとしなくて大丈夫です。シンプルなポットン落としやマラカスから始めて、少しずつレパートリーを増やしていけばいいんです。大切なのは、安全性に配慮しながら、子どもたちが楽しめるおもちゃを作ること。

「先生が作ってくれた!」と、子どもたちが嬉しそうに遊ぶ姿を見ると、作る苦労も吹き飛びますよね。手作りおもちゃを通じて、子どもたちの発達を支え、笑顔を増やしていきましょう。

この記事が、あなたの保育のお役に立てれば幸いです。明日からさっそく、手作りおもちゃ作りに挑戦してみてくださいね。

【最後に大切なこと】
手作りおもちゃ作りは、子どもたちのためであると同時に、保育士自身の創造性や工夫する力を育てる機会でもあります。楽しみながら作ることで、保育がより豊かになっていきます。無理のない範囲で、ぜひ取り組んでみてください。

子どもたちの成長を見守りながら、一緒に遊び、一緒に笑う。そんな温かい保育の時間が、あなたとお子さんたちにたくさん訪れますように。

 

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