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パパが妊娠中にやること

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「妊娠中、パパは何をすればいいの?」「サポートしたいけど、何が役に立つかわからない」――妊娠がわかってから、こう感じているパパは多いと思います。

このページは、2歳と0歳の子どもを育てる父親目線で、妊娠中にパパが実際にやっておくといいこと・やっておけばよかったことを整理しました。妊娠初期・中期・後期ごとに具体的なアクションをまとめているので、「今の時期に何をすべきか」がすぐわかります。

📋 このページでわかること

  • 妊娠初期・中期・後期でパパがやるべきこと
  • つわり・体調変化への具体的なサポート方法
  • 産休・育休・給付金など、パパが確認すべき制度
  • 産後の生活に向けた事前準備
  • やりがちだけど実はNGな行動

パパが妊娠中にやること 一覧

まず全体像を確認しましょう。妊娠初期から出産前まで、パパがやることをタイミング別に整理しました。

時期 パパがやること
妊娠初期
(〜15週)
妊娠を一緒に確認する/つわりのサポートを始める/
母子手帳の取得に同行する/妊娠届・応援交付金の手続きを把握する/
産婦人科の健診に同行する(初回)/職場に育休取得の意向を伝え始める
妊娠中期
(16〜27週)
出産する産院を一緒に決める・予約する/
家計と給付金のシミュレーションをする/
両親学級・パパ向け育児講座に参加する/
ベビーグッズの情報収集・購入計画を立てる/
産後パパ育休(産後8週以内)の申請準備を勤務先に伝える
妊娠後期
(28週〜出産)
出産・入院の段取りを確認する(入院バッグ・連絡手順)/
家事を完全に回せる状態にする/育休の申請を勤務先に提出する/
産後の生活環境を整える(寝室・授乳スペースなど)/
妻の産後ケア・里帰りの計画を確認する

妊娠初期にやること(〜15週)

妊娠初期は、妻が最もつらい時期です。外見には変化が少なくても、つわり・倦怠感・精神的な不安定さが重なっており、パパのサポートが最も必要な時期でもあります。

① 妊娠の事実を一緒に受け止める

妊娠検査薬の陽性・産婦人科での確認など、妊娠がわかった最初の瞬間から一緒に向き合うことが大切です。「おめでとう」の一言と、「一緒に頑張ろう」という姿勢が妻の安心感につながります。

② つわりのサポートを始める

つわりのしんどさは外から見えにくいため、「動けそうに見えるからいける」という判断は禁物です。食事・家事・においの管理など、パパができることはたくさんあります。

🍳 つわり中のパパにできること

  • 食事の準備・片付けを担当する(においに敏感な妻の代わりに)
  • 食べられるものをこまめに確認して用意する
  • 洗濯・掃除などの家事をできる限り引き受ける
  • 「何かしてほしいことある?」を口癖にする
  • 横になっている妻を「怠けている」と思わない

💬 実際に経験して思うこと

つわりの時期、妻は「動けないのに動けないと言いにくい」と思っていたようです。こちらから「全部やるから横になってていいよ」と言えたのは少し遅かった。妊娠がわかったその日から、家事は全部パパが回す前提で考え始めるくらいでちょうどいいと思っています。

③ 母子手帳の取得に同行する

市区町村の窓口で妊娠届を出し、母子手帳を受け取る手続きに一緒に行きましょう。制度の説明・伴走型相談の案内なども受けられ、パパが直接話を聞けることで制度理解が深まります。つわりがひどい場合は代理申請も可能です。

④ 育休取得の意向を職場に伝え始める

育休は取りたいと思った時に急に取れるものではありません。特に産後パパ育休(子どもの出生後8週以内に最大28日間取得できる制度)は、2週間前までに申し出ることが推奨されています。妊娠初期のうちから職場の上司・人事に「育休を取る予定」と伝えておくことで、引き継ぎなどの準備もスムーズになります。

妊娠中期にやること(16〜27週)

妊娠中期は「安定期」と呼ばれ、つわりが落ち着いて妻の体調が比較的安定してくる時期です。この時期は出産に向けた準備を夫婦で一緒に進める絶好のタイミングです。

① 産院を一緒に決めて予約する

出産する産院は早めに決めないと希望の施設に入れないことがあります。特に人気の産院や総合病院は妊娠16週前後には予約が必要なケースも多いです。パパも一緒に産院の見学・説明会に参加して、出産方針を共有しましょう。

② 家計と給付金のシミュレーションをする

産休・育休中は収入が変わります。「産休中・育休中にいくらもらえるのか」「家計がどう変わるのか」を妻と一緒に試算しておくことで、焦りや不安を減らせます。

🔢 産休・育休中の収入をシミュレーションする

月収を入力するだけで、産休・育休中に受け取れる給付金の目安を計算できます。

③ 両親学級・パパ向け育児講座に参加する

市区町村や産院が主催する両親学級・父親学級への参加をおすすめします。沐浴・おむつ替え・授乳補助などを実際に体験できる機会で、「産後に初めてやる」よりも格段に余裕ができます。また、同じ時期に子どもが生まれるパパ仲間との出会いにもなります。

④ ベビーグッズの情報収集・購入計画を立てる

ベビーベッド・チャイルドシート・ベビーカーなど大型グッズは、購入・レンタルのどちらにするか夫婦で話し合っておきましょう。チャイルドシートは退院時から必要になるため、出産前に準備が必要です。

グッズ 準備の目安時期 ポイント
チャイルドシート 出産前(必須) 退院時の車での移動から必要。新生児対応のもの(回転式が使いやすい)を早めに選ぶ
ベビーベッド 出産1か月前まで 購入・レンタル・添い寝を家のスペースと生活スタイルで選ぶ
ベビーカー 産後1〜2か月以内 生活環境(電車・車メイン・段差の多さ)で選ぶ。焦らず産後に検討してもOK
入院バッグ・グッズ 妊娠34〜36週 産院のリストをもとに、パパが準備できるものを担当する

妊娠後期にやること(28週〜出産)

妊娠後期になると、妻の体はいつ陣痛が来てもおかしくない状態に近づいていきます。パパは「いつでも動ける状態」を整えることが最重要です。

① 出産・入院の段取りを確認する

🏥 事前に確認・準備しておくこと

  • 産院への連絡タイミング(陣痛の間隔・破水など)と連絡先を手帳に書く
  • 産院までのルート・移動手段を確認する(夜間・週末も想定)
  • 入院バッグの置き場所と中身を把握しておく
  • 上の子がいる場合は預け先を複数確保する
  • 勤務先に「いつでも抜けられる」よう状況を共有しておく

② 家事を完全に回せる状態にする

産前休業に入った妻に代わり、家事をすべて一人でこなせるように準備しておきましょう。料理・洗濯・掃除・買い物のルーティンをあらかじめ自分で確立しておくと、産後の混乱期でも落ち着いて対応できます。

💬 実際に経験して思うこと

産後は赤ちゃんのことで頭がいっぱいになります。「産後に慣れればいいや」と思っていた家事が、実は一番きつかった。後期に入った段階で、料理・洗濯・掃除を全部自分でやってみて、動線を把握しておけばよかったと感じています。

③ 育休の申請を勤務先に提出する

育休(育児休業)の申請は、取得開始予定日の1か月前までに勤務先に申し出ることが一般的です。産後パパ育休(出生後8週以内取得)の場合は2週間前までが目安です。後回しにせず、後期に入ったタイミングで手続きを進めましょう。

④ 産後の生活環境を整える

産後はパパが主体となって動ける状態にしておくことが理想です。ベビーグッズの設置・寝室の配置変更・授乳スペースの確保など、体の大きくなった妻がやりにくい作業を後期のうちにパパが進めましょう。

妻の体調変化を理解する

妊娠中の体は、外から見えないところで大きく変化しています。「見た目は普通だから大丈夫」という思い込みがトラブルのもとになります。

時期 妻に起きやすい変化 パパができること
妊娠初期 つわり(吐き気・嘔吐・倦怠感・においへの過敏)・眠気・精神的不安定・流産への不安 家事全般を引き受ける。食べられるものを用意する。話を聞く時間を作る
妊娠中期 腰痛・むくみ・動きにくさ・お腹の張り・マイナートラブル全般 重いものを持たせない。長距離移動を減らす。足のむくみをマッサージする
妊娠後期 動きの制限・息切れ・頻尿・不眠・出産への不安・産後への心配 移動のサポート。安心できる言葉をかける。産後の段取りを積極的に担う

⚠️ こんな症状は要受診のサイン

妻から以下の症状を聞いたら、様子を見ず産婦人科に連絡することを促してください。

  • 強い腹痛・出血
  • 胎動が急に減った・なくなった(後期)
  • 激しい頭痛・むくみ・視野のかすみ(妊娠高血圧症候群の可能性)
  • 破水の疑い(透明な液体が流れ出る)

家事・上の子の対応を分担する

妊娠中は「いつもと同じようにこなせる」わけではありません。「手伝う」という意識ではなく、「自分がメインで動く」という意識の切り替えが重要です。

家事でパパが担当しやすいこと

  • 料理・食事の準備:特に初期はにおいへの配慮が必要。パパが担当することで妻の負担を大きく減らせる
  • 買い物:重い荷物を持たせない。まとめ買いで妻の外出回数を減らす
  • 洗濯・掃除・ゴミ出し:体への負担が少ないように見えても、お腹が大きくなると動きにくい
  • お風呂掃除・トイレ掃除:しゃがむ・かがむ動作は後期になると難しくなる

上の子がいる場合の対応

第2子・第3子の妊娠の場合、上の子の世話が加わります。妻が休んでいる間も上の子は普段通りの生活を求めてきます。パパが上の子の保育園・幼稚園の送迎・入浴・就寝の流れを一人でこなせるようにしておくことが、妻の安心感にも直結します。

💬 2人目の妊娠で気づいたこと

上の子がいると、妻は「つわりでしんどいのに上の子の相手をしなきゃいけない」という状況になります。1人目よりも初期からパパが動く割合を増やさないと、妻に相当しわ寄せがいく。上の子のルーティンを早めに自分で回せるように練習しておいたことは本当によかったと思います。

お金と制度を一緒に確認する

給付金・産休育休の制度はパパも把握しておく必要があります。「妻が全部調べてくれている」に甘えず、夫婦で一緒に確認しましょう。

パパが確認すべき主な制度

制度 内容の目安 確認先
産後パパ育休 出生後8週以内に最大28日間取得できる育休。通常の育休とは別枠 勤務先
出生時育児休業給付金 産後パパ育休中に支給。休業前賃金の約67%(社保免除で手取り約80%相当) 勤務先・ハローワーク
育児休業 子が1歳になるまで(最長2歳まで)取得できる。パパも取得可能 勤務先
育児休業給付金 育休中に雇用保険から支給。6か月間は休業前賃金の約67% 勤務先・ハローワーク
出産育児一時金 健康保険から50万円。妻が専業主婦の場合はパパの扶養から申請 健康保険組合等

産後の生活をイメージして準備する

産後は「想像の10倍大変」という声をよく聞きます。妊娠中にどれだけ産後をイメージして準備できるかで、スタートのしんどさが大きく変わります。

産後に起きること・必要な準備

産後の状況 妊娠中にやっておくと良い準備
妻の産後回復(産後8週は安静が必要) 家事を一人でこなせる状態を作っておく。実家・産後ドゥーラ・産後ケア施設の活用を妊娠中に検討・予約する
夜間授乳・頻回授乳で睡眠不足になる パパも夜の対応に入ることを前提に、育休取得・勤務シフトの調整を検討する
産後うつのリスク(ママだけでなくパパにも) 相談できる窓口(保健センター・産後ケア施設)を事前に把握しておく。「しんどい」と言える夫婦関係を築く
出生届・各種手続きが産後2週間以内に集中 出生届・児童手当・健康保険の手続き内容をあらかじめ確認しておく。パパが担当する前提で準備を

産後の手続きはパパが担う

産後は妻が体を休めることが最優先です。出生届(出産日から14日以内)・健康保険の扶養追加・児童手当の申請などの手続きはパパが主体となって進められるよう、内容を事前に把握しておきましょう。

パパがやってはいけないNG行動

善意でやってしまいがちだけど、実は妻がしんどいと感じることがあります。以下は経験談も交えたリアルなNGリストです。

NG行動 なぜNGか・代わりにすること
「でも動けてるじゃん」 つわりは外見に出ないが内側はとてつもなくつらい。動けているように見えても無理をしている可能性がある。「大丈夫そうに見えたけど、しんどくない?」に言い換える
「俺も仕事で疲れてる」 疲れの比較は何も解決しない。どちらが大変かではなく、「どう分担するか」に意識を向ける
「何か手伝うことある?」 「手伝う」は他人事感が出る。「これやっておくね」と先に動く方が妻の負担感が大きく下がる
健診を完全に妻任せにする 健診に同行することで赤ちゃんの状態をリアルに感じられる。少なくとも初回・性別確認時・後期は同行したい
制度・手続きを全部妻に丸投げ パパが制度を把握していないと、判断が必要な場面で妻がすべて対応することになる。このサイトを一緒に見て、夫婦で共有しよう
「育休は妻が取るもの」と思っている パパが育休を取ることで産後の妻の回復が大きく変わる。制度として取る権利がある。職場への遠慮より、家族への責任を優先して考える

よくある質問

Q. 妊娠初期は流産リスクがあるからあまり動かさない方がいいと聞きました。何もしなくていいですか?

流産への配慮は大切ですが、「妻を安静にさせる=パパが動かない」ではありません。妻が無理をしなくて済む状態を作るためにパパが動くのが正しい対応です。家事・買い物・精神的なサポートなど、できることはたくさんあります。

Q. 仕事が忙しくてなかなかサポートできません。どうすればいいですか?

「全部できない」なら、「これだけは絶対やる」を決めて宣言することが効果的です。たとえば「ゴミ出しと夕食の片付けは俺が担当」と決めるだけでも妻の心理的負担は変わります。できないことより、できることを先に言葉にしましょう。

Q. 育休を取りたいけど職場に言い出しにくいです。

育休取得は法律上の権利です。2022年の法改正で育休取得の申し出に対して事業主が妨害することは禁止されています。「言い出しにくい雰囲気」があるなら、まず「取る意向がある」と早めに伝えることで職場側も準備できるため、早期の申告が双方にとってメリットがあります。

Q. 健診に毎回同行するのは難しいです。最低限どこに行けばいいですか?

毎回同行が難しければ、①初回の確認健診、②赤ちゃんの性別がわかる健診(妊娠16〜20週ごろ)、③出産方針を確認する健診(後期)を優先しましょう。健診に同行することで赤ちゃんへのリアルな実感が生まれ、その後の育児参加への意識も変わります。

まとめ

  • 妊娠初期は「サポートする」ではなく「自分がメインで動く」という意識の切り替えが大切
  • つわりは外から見えないが、内側はとてもしんどい。「動けてるから大丈夫」は禁物
  • 産後パパ育休・育休の申請は妊娠中から職場に意向を伝え、早めに準備する
  • 給付金・制度は夫婦で一緒に把握する。妻任せにしない
  • 産後の生活は想像以上に大変。家事・手続き・産後ケアの段取りを妊娠中のうちに整えておく
  • 「手伝う」より「自分がやる」。小さな言葉の違いが夫婦関係を大きく変える

💬 最後に、2人のパパとして伝えたいこと

妊娠中のパパにできることは、大げさなことじゃなくていい。ゴミを出す、食事を作る、「しんどかったね」と言える、ただそれだけで妻の安心感は全然違います。「何をすればいいかわからない」と感じているなら、まず妻に「一番しんどいことを一つ教えて」と聞いてみてください。それが始まりです。

※ このページに記載の制度・給付金の内容は2025年時点の情報をもとに作成しています。制度の条件・金額・申請方法は年度・勤務先・雇用形態によって異なります。実際の申請前には必ず勤務先の人事担当・各窓口にて最新情報をご確認ください。

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